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執筆者の写真源入康生

7/13稽古(かわち永和教室)


【少年部】

先月中頃の少年部稽古前、一人の女の子が“おふざけ”のつもりで、『みんな整列~、はい、正面に礼~♪』(私の真似事?)とやっているのを観て「お、コレは良い。順番を決めて、これからは子供達にやってもらおう」と思い立ち、その日から稽古始め・稽古終わりの“礼担当”を年齢順にやってもらっている。

普段はあまり声の通らない(気合が小さい)子も、静寂の中で声を発するのだから、みんなの耳にもよく聞こえる。なかには『○○君の声、初めて聞いたわ~』という子もいた(^_^;)

礼担当

『礼担当:先月中頃から始めて、本日で四人目』

受身・膝行とおこない、毎回恒例の稽古となっている『重心操作の稽古』。

たんなる“押し合い”にならぬよう、しっかりと前足に重心をかけつつ、バランスにも注意する。前足に重心をかけずに、後足で畳を蹴って踏ん張っていると、稽古相手が“パッ”と手を外すと、 簡単にバランスを崩してい、前につんのめる。

もう何度もこの稽古をしているので、ほとんどの子は準備態勢(相手が押してくる少し前)から“堂に入った”構えを見せてくれる。

押す側も、ほとんどの子達が、この稽古の意味を理解してくれている様子で、最初の頃のように無茶して(相手の習熟度を無視して)押すことだけに意識を向ける子もいなくなってきた。

『重心操作:大人が押しても多少のことではビクともしなくなっている』


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