今日は和心会本部から金さん・N原さんが、指導手伝いに来てくれました。
【こども合気道】
みんなの受身のレベルが上がり、転がることへの恐怖心がだいぶん無くなってきた様子なので、今日から回転投げを教えることにしてみた。
なぜ4月にかわち永和教室を開講してから、いままで基本技の一つである回転投げを先延ばしにしていたのかというと、一人でおこなう前方回転受身の稽古は、両手を畳に付いて転がるが、回転投げの受身時は片手を封じられている為、空いているもう一つの片手のみでコロンと受身をとらなければいけない。そのため、転がることに恐怖心があると、どうしても態勢が崩れ、思いもよらない怪我を招くと判断したためである。
今回は、金さん・N原さんにも、子供達の輪に加わってもらい、直接手を取って指導してもらうことで、回転投げの受身による怪我などを大幅に予防できると判断し、回転投げをおこなう。おかげでみんな怪我なく楽しく回転投げの稽古をおこなうことができた。
回転投げの他にも、今回は新しい技をもう一つと、片手取り(体転換してから)の腕抑えを稽古する。片手取りからの腕抑えは、以前に体転換の稽古を初めておこなったときに、その延長として指導した技である。このときは足捌きがみんなグタグタであったのだが、今回はみんな、そつなくこなす。
今回、金さん・N原さんの大人が2名、子供達の輪に加わることにより、場の気も良い感じに締まり、子供達の技も一気に向上したように感じられた。あとは『気合い』のみだが、こればかりは本人達の意思次第・・・(~_~;)
私もめげずに『気合いを出せ!』と言い続けるが、なかなか大きい声が出ない。友達と遊んでいるときは、もっと・もっと大きい声で会話をしたり笑ったりしていると思うのだが・・・。
【一般部】
少年部稽古が終わって、休憩なくすぐに一般部の稽古が始まる。子供達の輪に入って、休憩なく稽古を続けることになる金さん・N原さんには頭が下がる(^_^;)
今回は、技をおこなう際、常に自分が有利な位置にいることを意識して稽古する。
入身で入ったとき・技をおこなっているとき、常に相手の死角から左右どちらの手でも当身を入れられる位置取り。片手だけしか届かないのではいけない。左右どちらの手でも当身を入れられる位置取り。
左右どちらの手でも当身を入れられるから、常に勝っている(有利である)態勢でいられる。バランスを崩すことなく、落ち着いて技をおこなうことが出来る。心の余裕である。