【こども合気道】
先週の稽古に引き続き、本日も腰を切る稽古。
まずは柔軟体操をし、そのあとに受身各種。身体が暖まってきたところで、今西・西田指導員にも少年部の輪に入ってもらい、一般部と変わらない厳しい鍛錬稽古を始める。
正面打ち一教・横面打ち入身投げ・天地投げ、今日はこの3つの技だけを稽古。
とくに一教は時間をかけて稽古する。今西・西田指導員の『腰を回せ、腕を伸ばせ、もっと前足に重心を乗せて!』と激が飛ぶ。
横面打ち入身投げ。しっかり手を挙げ、腰を回して投げる。
入身投げは(とくに少年部)、受け手の役割が大きいと思える。受け手が攻撃の意思表示を途中でやめると、技の流れが途切れ、そこで終わりとなるからだ。
合気道は相手を倒す・やっつけることを目的とした武道ではない。もちろん武である以上は、その顔も合わせ持つのだが、それは稽古を長年続ければ自ずと理解するものである。
まずは型稽古であるのだから、しっかりと型を覚えなければいけないし、その型の理合いなどを考えて稽古しないと、型稽古の意味合いがなくなる。
いま一度、子供達にそのことを伝えてみるが、果たして何処まで理解してもらえただろうか…。大人でも本当に理解し実践することができるようになるまで時間が掛かること。
難しい『型稽古の意味』だが、大人と違い、素直な心を持っている子供達だからこそ、解ることもあると思う。
『正面打ち一教:今西・西田指導員の激がとぶ!』
【合気道(一般部)】
この日は和心会本部(天王寺道場)から白帯2名の参加者あり。
来月、当教室から昇級審査を受ける会員がいるため、その審査に合わせた稽古をしていることから、昇級に望む2人が稽古参加しにやってきた形だ。
昇級審査技の一つである正面打ち入身投げ。肩口に相手の頭を優しく導き寄せ、αの軌跡を描き、腰を切って投げる。どうしても身体が開き過ぎて、相手に乗りかかられる。みんなが悩む、入身投げの難しいポイントの一つである。
『正面打ち入身投げ:悩み・考え、稽古する』