7/8稽古
- 源入康生
- 2017年7月10日
- 読了時間: 4分
本日は、先日おこなわれた昇級審査結果発表の日。
賞状・帯・DVD(審査動画)を用意したが…、DVDちゃんと動画焼き付け出来ていたかな?みんな観れたかな?・・・なにぶん初めての焼き付けなので、うまく出来てなかったらゴメンね(^_^;)もう一度、頑張ってみるね。
【こども合気道】
この日は新しい技を二つ。横面打ち入身投げ(上段)・突き一教(裏)。
いままで(かわち永和開設~今日まで)八級審査技のみ稽古してきた。
同じ技の稽古ばかり、よく飽きずに頑張って稽古してくれたものだ。改めて感心する♬
こども達が喜ぶだろうと「今日は新しい技を稽古します」というと、「ええ~」と不満の声が聞こえる。予想外の返事に「何故?」と尋ねると、「そんなに覚えられへん」と…。
この回答に改めて感心する。
あれもこれもと新しいものに手を出すのではなく、基本となる動きを「もっと稽古したい」と。なかなか泣かせる回答である。
基本となる動き・鍛錬に重きをおく。和心会の考えが子供達にも伝わっている♬
まぁ「これ以上、技数を覚えられない」という情けない返事だったのかもしれないが…。
そうではないことを願いつつ、新しい技を指導する。
八級審査技が身に入っていれば、足の動きは同じ。違いは手の動き・最後の決めの形が違うだけなので、シッカリと出来るはずである。
さすが八級審査を受けた者は、たいして戸惑うことなく動けている。
まだ入会して2,3ヶ月ほどの者も、八級受験者の子達のアドバイスを受けながら、よく動けている一安心である。
それと、この日は「受手」の足の向きについて、念入りに指導する。
仕手にとっても重要な足の向きであるが、まずは受手がシッカリと出来ていなければ、要らぬ事故(怪我)に繋がる。
一般部においてもそうであるが、踏み込んだ足の向きが、良い方向に定まっていなければ、攻撃に威力が生まれないばかりか、仕手の踏み込む足と衝突し、双方に怪我を負ってしまう。
7/17(海の日)に和心会本部(天王寺)道場にて『第一回 和心会少年少女合同稽古』がある。その時に、他道場(和心会関連)の会員と足が衝突して、怪我を負わしても・負うことになっても後味悪く、楽しくないであろう。
第一回目ということもあり、いろいろと企画運営上の問題点が沸いてくるであろう。
怪我については、周りの先生方も眼を光らせて注意深く観てくれてはいる。が、自分達で防げる事故は自分達で防がなくてはならない。
せっかくの交流イベント。最後まで元気に愉しんでほしいものである。

『こども合気道:少年部八級賞状授与』
【合気道(一般部)】
本日、N村さんに四級の賞状を授与する。昇級おめでとうございます!
昇級審査時、気になった『居つき』を改善すべく、体転換・技稽古と難しいポイントは措いておき、まずは形を身体に覚えてもらえるよう『自分の思い描く・理想とする形』を、身体の力みを抜いて反復して稽古する。受手側は負荷をなるべく掛けず、形を導く(合わす)ことに専念する。
かわち永和の一般部は、まだ会員が少なく、よく本部(天王寺)道場からN村さんと同じの白帯会員が出稽古に来てくれるが、普段のN村さんの稽古は周りを有段者ばかりに囲まれた中での稽古である。
恵まれた環境(?)での稽古であるが、当然、有段者から求められるレベルは高く・高くとなる。最初に受けるシンプルな動きの五級審査技の時は良かったのだが、それ以降の技は複雑なもの(覚えてしまえば、それほどでもないのだが…)が多く、結果、考え過ぎて身体が居ついてしまう。そうなると、もう動けない・解らない・面白くないの悪循環となる。
まずは形を覚えるのが先決。
少年部でも一般部でも、最初は難しいポイントは措いておき、身体を動かし汗をかこう!
反復・反復あるのみである。そして稽古を続けるなかで、稽古相手から受ける負荷が少しずつ強くなっていき(ありがたいことである)、自分の技に疑問を持ち、難しいポイントを考えて稽古するようになり、二級~一級~有段者となっていくのである。

『合気道(一般部):片手持ち腕抑え(一教裏)』

『合気道(一般部):小手返し』