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執筆者の写真源入康生

7/28稽古


 本日は台風の影響により、稽古開始一時間前あたりに“暴風警報”が発令されましたが、空模様はまだ荒れていなかったため、安全を第一に考えた上での各自(各保護者)判断により、稽古参加するか否かを決めていたくことにしました。

 少年部のRちゃんは、稽古前に「ゆかた祭り」へ出掛けていたらしく、そのままの浴衣姿で道場に来ました。Rちゃんもお父様も、とても浴衣姿が似合っており、ついつい写真を撮ってしまいました♬

『Rちゃんを中心に写真撮影。よく似合っており可愛らしいですね♬』

【こども合気道(少年部)】

 1~2ヶ月前より、稽古始めにおこなう膝行・受身と共に『半身で立つ(構える)・座技呼吸法の最初の形(相手の押す力を受け止めるまで)』を追加して稽古している。

 『半身で立つ(構える)』稽古は、しっかりと半身で構えた状態から、相手に帯辺りを前からゆっくりと押してもらう。押される力に負けじと反発し、後ろ足で畳を蹴って(踏ん張って)頑張ると、重心が上がり身体が浮き上がってしまう。また、相手がパッと押している力を抜くと、簡単にバランスが崩れ“たたら”を踏んでしまう(前に、つんのめる)。

 身体を力で固めて頑張るのではなく、前足に重心移動(膝を柔らかく)をしながら、相手の押してくる力の度合いに合わせ、重心を低くして耐えるのである。慣れてくると、多少の圧力にはビクともしなくなり、どっしりとその場で構えていられる。たとえ相手がパッと力を抜いたとしても、前に“つんのめる”ことなく、自然と(バランスを保ったまま)前に歩を進めることができる。

 押す役割の者は、無茶苦茶に「何でもかんでも押してやる~」っと、押すことだけに懸命にならず、ゆっくりと相手のレベルを考えながら押してあげ(徐々に押す圧力を強めていってあげる)、相手の身体が『固く(力で反発)』なっているか、『重く(重心の移動)』なっているのかを感じる。

 『座技呼吸法の最初の形(相手の押す力を受け止めるまで)』稽古は、両手を弓なりに張って構え、両膝に重心を乗せ、前から両手を掴んで押してくる力に耐える。

 重心移動のイメージは『半身で立つ(構える)』稽古と同じ。違うところは、座っている状態なので“膝を使う”ことが出来ないことと、相手が“帯辺り”ではなく“両手を掴んで”押してくるということ。

 この二つを稽古することにより、少しづつではあるが、技の稽古で“構える”ときにフラフラと「ふらつく」ことが少なくなり、仕手の技・受手の攻撃も重くなってきた。

 余談だが、一般部の大人でも『半身で立つ(構える)・座技呼吸法の最初の形(相手の押す力を受け止めるまで)』は難しく、特に『半身で立つ(構える)』は“力”での誤魔化しが効かないため、苦手とする人が多い。

『座技:呼吸法』

 稽古の最後に4~5分ほど『座学』と称しての“テーマ”を決めての話し合いを設けてみた。以前から考えていた座学であるが、なかなかタイミングが合わず、今回が初回となる。

 初回の座学のテーマは『相手(仕手)の為になる攻撃(受手)とは?』である。

最初に一人を指名し、その子の考えを述べてもらう。そこから、もう一人指名し、同様に、その子の考えを述べてもらう。

 二人とも同じ考えを持っているようであり、とても良い『考え』であった。他の子の考えも聞こうと思ったが、みな同じ様な顔つきで納得している様子(もちろん私も納得)であったので、最後に私の考えを纏めて、初回の座学を終了とする。

 みんなの考えを聴け、各自がみんなに考えを発表する。私が口うるさく、私の考えを伝えるよりも、座学という場で、各自で考えるほうが、自身の身となり糧となる。これからも2~3ヶ月に一回のペースで座学(5分前後)をおこなっていきたい。

【合気道(一般部)】

 暴風警報の出るなか、今回は3名の出稽古参加者が集う。みなさん稽古熱心である。

一般部は人数が少ないため、出稽古に来てもらえると、普段とは違う方と手合わせすることができ、大変有難い。

 今回は『肩取り正面打ち』を中心に稽古をおこなう。

“肩取り”で掴まれたら、仕手はまず外転換し攻撃線を外す。受手は肩取りを離すことなく、さらに仕手の正面に回り込み、“正面打ち”で攻撃する。

 この動きは受手の技量が問われる。なにを考えて“肩取り”をしているのか・回り込んでいるのか、正面打ちが手打ちになっていないか等々。

 仕手の稽古となる『肩取り正面打ち』をしっかりとおこないたい。

『いつも通り“体転換”から稽古』

稽古後は、台風接近の中、軽く(?)飲み稽古をして終わりとする♬


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