1/15、16稽古
- 源入康生
- 2022年1月18日
- 読了時間: 2分
1/15(土)かわち永和教室
〇低学年クラス
いかに愉しく稽古できるか?
低学年であるが故なのか、目を離すと、すぐにふざけ合う。
そして怪我をして、やる気を失う。
低学年クラスでは【二人で一つの基本形を完成させる】ということを忘れず、基本中の“基”を大事にして、稽古に取り組んでいただきたい。
〇高学年クラス
1、横面打ち 入り身投げ
相手の後ろにはいり投げるのだが、どうしても首元を抑えた手が離れしまい、片手だけで投げる“不細工な入身投げ”となってしまう。
身体全体で腹を回して、相手を崩して投げることを忘れずに稽古したい。
2、諸手取り呼吸法
ガッチリと固定された状態から、如何にして送り出すことができるか?
諸手取り呼吸法の途中までの動きだが、まずは“腹を回して送り出す”合理的な力の使い方を稽古してもらいたい。
〇一般部
1、遊び稽古:真っ直ぐそのまま落ちる。
諸手取り呼吸法然り、肘を下から支えられた状態然り、腕を降ろそうとすると、どうしても、相手にもたれ掛かったり、腕力で下げようとして、重心が上がりバランスを失う。
シッカリとした姿勢力・重み・重心移動を考えて稽古したい。
2、片手取り 四方投げ
先程の遊び稽古を活かし、螺旋の動きをプラスして四方投げ。
1/16(日)天下茶屋道場
〇一般部
1、膝行:転換しながら前に進む。
私が指導する道場では、基本動作の稽古として、膝行(前進)に、転換も加えた動きを、少年部・一般部ともに稽古していただいている。
膝行転換は座技で必須であるので、前進とセットで稽古したい。
2、遊び稽古:姿勢正しく、一つに。
前日に、かわち永和教室でもおこなった遊び稽古である。
まずは基本の“理”に倣って、姿勢正しくバランスを保ったまま落とす。
稽古時に「姿勢が悪いと上手くならないのか?」と質問を受けた際、私の頭の中では「姿勢正しい状態が、いちばんバランスが良く、重みも安定している訳だから、合理的な力も出しやすい。しかし、見た目、あきらかに姿勢が悪い人でも、杖などの補助具を使用せず、二本足で直立出来ているならば、それはそれでバランスを保てている訳だから…」と思ったが、現段階で【自身のバランスを上手にコントール出来るならば、姿勢の良し悪しは関係ない】と伝えるのは止めておいた。
まずは、姿勢力である。
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