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執筆者の写真源入康生

11/20、21稽古

11/20(土)かわち永和教室

〇低学年クラス

1、諸手取り呼吸投げ(転換)

先週と同じく、転換しての呼吸投げ。

先生を相手取って技をおこなうと、とても格好良く投げることが出来ている。

だが、会員同士でおこなうと、同じ技であっても上手く投げることが出来ない。

何故か?

それは“間合い”を考慮せず、単に技の動作だけを真似ているからである。

技をおこなう際には当然のこと、そして互いに怪我をしない為にも“間合い”を意識して稽古してほしいところである。

2、正面打ち回転投げ

こちらも先週と同じ、正面打ちからの回転投げである。

回転投げは片手を封じられている状態で“受身”をとらなければならない為、片手で受身(初心者には最初、両手をついて“でんぐり返り”のように転がることから指導している)をとれるようになっていなければ、華麗に受身をとることは難しい。

しかし、稽古に集中できていれば、片手で受身をとれずとも「どうすれば怪我しないように転がることが出来るか?」は、おのずと解り、身体は反応できるものである。

今回は少しばかりショッキングな動画となっているが、少年部会員のみんなには、この動画を見て“集中して稽古に取り組む”大切さを学んでほしい。

3、トレーニング

毎回、稽古終わりにおこなっている基礎トレーニング。

だいたい毎回同じようなメニューだが、その日の残り時間・体力を考慮して、楽しく基礎体力作りをおこなう。


〇高学年クラス

1、諸手取り呼吸投げ(脚捌き)

こちらも先週と同じ、脚捌きからの呼吸投げ(側面入身投げ)である。

どのように入れば、詰まった状態にならずに、余裕をもって相手に近寄れるかがポイント。

余裕がなく、詰まった(詰められた)状態では、相手を投げることは難しい。

そして、相手の両手の間に自分の肘を入れることが出来なければ、これまた投げることはできない。この肘の入れ方については、また次回説明しようか。

2、突き入身投げ

“間合い”さえ計ることが出来れば、動作としてはシンプルな呼吸投げ系の技。

だが、シンプルな技ほど、探究すれば奥深く、難しい技となっていく。

少年部では、まず、シンプルな技の動きを覚え、素早く技をかけれるようになってもらいたい。場所が狭かったみたいなので、二手に分かれて稽古してみる。

3、トレーニング

低学年クラス同様、高学年クラスでも、毎回、楽しく(?)基礎体力作りに汗を流す。

高学年クラスでは、必ず最初に「フリパラ」をおこなう。

これは基礎体力作りとは少し目的が違うかもしれないが、和心会において重要としている【腹・軸の回転】を身体に沁み込ませるのに良いのではないかと思い、取り組んでいるトレーニングの1つである。


〇一般部

1、横面打ち四方投げ

“受け”はシッカリとした横面打ちをおこなえるようになってもらいたい。

本来、“受け”に注文をつけることはありえない話だが、一つの型稽古としておこなう場合は、その型の“理”を知るために必要ではある。

その“理”を充分理解したのち、今度は“受け”によって違ってくる、技の“応用・変化”を稽古するのである。

2、膝の回し

今回は、遊び稽古の1つとして“膝の回し”をおこなってみる。

踏み込んだ脚に重心を乗せ、シッカリとした姿勢の強さで膝を回す。

膝を固定している相手が崩れるかどうかを気にするのではなく、姿勢の強さ・軸の回転が、膝まで連動しているかを確かめる。


11/21(日)天下茶屋道場

〇少年部

諸手取り呼吸投げ(転換)

シッカリと転換をおこない、遠くに投げるように送り出す。

転換したときに、相手を前に送り出せているかがポイントとなる。


〇一般部

本日は、昇級審査。

Aさんにとっては、初めての審査である。

呼吸の乱れに奮闘しながらも、無事に最後まで乗り切る。



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