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執筆者の写真源入康生

7/3、4稽古

4日の天下茶屋道場は、習い事サイトの取材日。

かわち永和教室少年部からK君が出稽古に来てくれ、天下茶屋道場少年部を良い感じに導きながら稽古してくれ、大いに助かる。

K君、朝早くから遠いところ来てくれて有難う♬


7/3(土)かわち永和教室

〇低学年クラス

低学年クラスでは、如何に明るく愉しく稽古に取り組むかが重要となる。

ふざけて楽しくでは稽古に来ている意味がない、合気道を明るく“愉しむ”のである。

明るく・笑顔で・溌剌に、稽古に取り組んでもらいたい。

以上3点は、よく出来ていると思うが…、気を緩めるとすぐにワチャワチャとなるので、油断禁物である。


正面打ち一教。

相手をシッカリと制し、強い体制で抑えこむ。

自分が先に座ってしまい、下から引き込む形では、よほどの腕力差がない限り、相手を制するのは難しい。

【正面打ち一教:奥のY君、シッカリと相手を制しており、綺麗な一教である】


横面打ちの防御。

“取り”が形を憶えていないのも原因だが、“受け”が頼りない攻撃をするのも問題である。

緊張感のない(当たっても危なくない)攻撃では、“取り”の防御も真剣さが生まれず、適当となる。

“受け”はシッカリと斬り込むべき箇所へ、“取り”が危機感を感じる攻撃をして欲しい。

それで実際に当たったとしても、防御が疎かな“取り”の責任であり、“受け”に責任はない。

【横面打ちに対する防御:真剣に攻撃すれば、本能的に防御もできる】

【最後はみんなで、元気に愉しく基礎トレーニング♬】


〇高学年クラス

座技正面打ち入身投げ。

先週と同じ座技入身投げ、今回も“受け”はシッカリと立ち上がる努力をするよう稽古に励んでもらう。

【小谷先生 高学年クラス指導:座技正面打ち入身投げ】

各団体・道場で、同じ基本技であっても、動きが異なる場合がよくある。最終的にやっていることは同じだが、指導する師範により、大切にしている『考え』が違うからである。

和心会では、『攻め・喰い込み』を大事に考えている為、“正面打ち入身投げ”も、基本として相手の攻撃を“受け流す”のではなく、相手の攻撃にシッカリと『喰い込んで』いく。


〇一般部

和心会では『お腹を捻る・腰を回せ』とよく指導されます。

腹を捻る・腰を回す、簡単に出来そうと思うが、なかなかに難しい動きである。

これが出来なければ『腹中を回転させる・丹田の回転を動きに繋げる』ことなど出来ないのではないだろうか?

お互いの体格差・習熟度にあわせ、少しずつ負荷を掛け合い鍛錬していきたい。

【お腹を捻る遊び稽古】


7/4(日)天下茶屋道場

〇少年部

かわち永和教室少年部と同様、“受け”の攻撃性について指導する。

子供達は優しいので、危なくないように攻撃をしているのだろうか?

気持ちは優しくて良いのだが、稽古時の“優しさ”としては間違っているのではないだろうか?

シッカリと当たるように気合を入れて攻撃するから、合気道の技(稽古法)が成り立つのであって、危険性のない攻撃は、技を学ぶ上で弊害にしかならない。

無茶苦茶に攻撃するのではなく、技の稽古として成り立つように攻撃をしていきたい。

【K君、天下茶屋道場の後輩に優しくアドバイス】


〇一般部

出稽古に来てくれたK君、来年から一般部ということもあり、一般部体験をしてみる。

少年部稽古とは、質の違う稽古に汗を流しながら頑張って付いてくる。

【恐れずにシッカリと踏み込み、崩す】

【大人に負けず、ドッシリと掴む】

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